私は昨年8月職場の上司を亡くしました。
白血病でした。いわゆる血液のがん、かなり複雑な型で難治性の白血病だったようです。
最初の骨髄移植から2年後、再発、再び骨髄移植を受け、成功して間もなく亡くなってしまいました。
亡くなった原因が脳出血によるもの・・・。
何ともやりきれない気持ちでした。骨髄移植は成功したのに!!!

そして昨年11月、大切な友人がやはり血液系癌で8年間の闘病生活を送り、亡くなってしまいました。
彼はとても音楽を愛していて、最期の最期の一瞬まで、音楽を楽しんでいたそうです。
私のことをかわいがってくれていたのに、最期お礼もお別れもいけなかった・・・。

さらに、今年に入ってからも伯父が胃がん→上顎癌・肺転移で亡くなりました。
最期まで病院での治療を拒否し、何とか自分なりにいろいろな療法を試していたものの、もう、何をしても無理な状態だったようです。

この一年、こんなにも自分の周囲から人がいなくなってしまったことに、とても寂しさ、悲しさ、悔しさを感じ、今もまだ、そんな気持ちから立ち直れない自分がいたりもします。

でも、皆、それぞれ最期まで精一杯人生を楽しんだり、病気と闘って十分に苦しんだので、もう、苦しまなくても良い世界でそれぞれ楽しんでいるのかな・・・と思うと少しほっとした気持ちにもなります。