私は毎年しっかりと人間ドッグを受けています。

全国都道府県にある何百もの、会社の健保連提携の総合病院やクリニックの中から選ぶのですが、ここで私が重要視したのが「胃カメラ」です。

胃カメラだけは拷問のような辛さがあるので、経口胃カメラではなく経鼻胃カメラを行っているのが条件となります。

経口よりも経鼻の方が、管が入りやすいらしいのです。口から入れると、どうしても喉のところで曲げて入れなければならず、それがあのオェッ!という辛さに繋がります。
その点、鼻から管を入れると、喉を通過する時は真っ直ぐに入っていくので喉に当たらずスムーズに入るというわけです。

ここ数年は続けて経鼻胃カメラを行う同じ病院で人間ドッグを受けていました。自宅から1時間もかかりますが、胃カメラが楽に終わるのであれば致し方ありません。
しかし去年の人間ドッグで悲劇が起きました。
いつも通り、鼻と喉の麻酔や鼻の奥を広げる処置をして、胃カメラに臨みました。

本当に雲泥の差で鼻からの方が楽だったのに、経口胃カメラの時のように「オエッーーー」と、あの苦しさにずっと襲われました。

何故なのか、どういうことなのか、納得できず看護師さんに「こんなに苦しい経鼻胃カメラは初めてでした」と言うと「鼻の開き具合とか、先生にもよるのよね」と言われました。

確かに経口胃カメラでも先生によってはスムーズに終わる時もあったので、経鼻胃カメラだからと言って、どの先生がやっても上手くいくとは限らないのですね。

ここ数年は本当に胃カメラの方法だけで病院を選んでいました。同じ苦しい思いをするのなら、もう少し視野を広げて、立地はもちろんですが、口コミなど情報収集をして、バランスよく評判のいい病院選びをしようと反省しました。

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