私はニューヨークに長年住んでいたのですが、一人暮らしをしていて、ルームメイトがいなかったので、具合が悪くなったら、救急車を呼ぶしかなかったのです。911に電話をして、救急車を手配すると、救急隊員の人が2人でやってきて、がんの診断を受けたことがないかなどいろいろな質問をしてかなり大変でした。
アメリカは救急車は有料ですが、保険に入っていたので、無料で利用することができました。
近くの総合病院に搬送されて、そこで診察を受けたのですが、病院内がすごく寒くて、ますます具合が悪くなりました。日本の病院ではそんなに冷房が効いていることがないので、アメリカ独特のものなのだと思います。そんな寒い中、キンキンに冷えた点滴を打たれるので、体の中から冷えてますます寒くなって、すごくつらかったです。
救急車の困ったところは、行きは救急車で病院まで連れて行ってくれるのですが、帰りは自力で帰らなければならないので、一人暮らしの私はとても不自由な思いをしました。