肺がんの放射線治療で入院をした時に、ひとつ自分のことに付いて知ることができました。それは私は、アルコールアレルギーであることがわかったのです。そのアルコールというのは、注射をする時などに手を消毒するものです。体調が変わってしまったのか、それとも長く使っていたのでそんな風になったのかわかりません。

ある時、アルコールで消毒をして点滴をしていたら、その針をさしている部位が赤くなったのです。その赤くなったのは、点滴が漏れてしまったのかなと思いました。しかし漏れている感じがないのです。漏れていたら、もっと痛いのです。

ところが、赤くなっているだけなのです。その後は点滴が終了したので針を抜いたのです。すると翌日も、同じことが起きたのです。しかも前日よりも、赤くなっていました。するとアルコールアレルギーかも知れないということで、別の消毒剤で点滴をしたのです。その後はなんともなかったので、アルコールによる肌の炎症ということを知りました。